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実生鉢の準備
鉢は播種が沢山できるように手頃な大きさの6号プラ鉢を使用します。
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鉢底へ水はけが良く、なおかつ水持ちの良いガラ、今回は鹿沼土を敷きました。
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ガラの上に普段使用している培養土(赤玉土、鹿沼土、バーミキュライト、自家製堆肥)
を敷きます。
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最後に無肥料の赤玉土、バーミキュライト等々を表面に1cm位敷き詰めて完了。
粒の大きさは一般的には芝の目土程度のものを使用しますが、種子の大きさが
非常に小さいものではさらに細かなものを使用します。逆に大きな種子では
粗いものを使用します。
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次に腰水した鉢に種子を播種します。一度に沢山の種類を播種するので、
仕切棒(カビが生えないようにヒューズを使用)で区切っています。苗の姿が未知のものやかなり成長しないと
わからないものを同一の鉢に播く場合は、
間に苗の姿のわかっている種子を間に播種するようにしています。今回は兜丸の間に
自分で採取した種子や発芽後の様子が良くわかっている種子を播いています。
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播種完了。
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ダイセンを噴霧してで消毒完了。
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水槽がないので、子供の飼っていたカブト虫用のプラスチックケースをフレームの
午前中に日射のあるところに設置しました。
ヒーターと攪拌モーターをセットし、100円ショップで購入した
植木鉢を置く針金台を設置します。
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やはり100円ショップの金網を包装ビニールを取らずにセット。これは
下からの水分の蒸発を妨げるためです。
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さきほど播種した鉢を金網の上に置いて、その上から透明パッケージで覆います。
さらに上に透明波板等を載せ、昼間の温度上昇を防ぎます。
これらの方法で温度20度から35度の範囲になるようにする訳です。
最適な温度になるように半透明の遮蔽物で調整しますが、この
温度設定は事前に最高最低温度計を使用して確認しておきます。
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2週間後の発芽様子です。少し光線が足らないような薄緑色ですが、発芽は良好です。
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兜丸その他。次の実生鉢と交換するのでこの後の生育がちょっと心配です。
この方法で気づいたこと:発芽後長期間この蒸れた状態に置いておくと実生苗は大きくなり
ますが、かなりふやけてしまい、外に出したとたんに動かなくなります。発芽後早いうちに
他の場所へ移動すべきです。
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